As I look at the moon, I become hairy.

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 自分でもどうかしていると思う。それは分かってる。

 けれど、何度考えてもおかしい。そして私の格好もおかしい…たぶん。



 今は宵の口で、空には夜の色が混じりだして寂しげな色にになっている。でも、商店街は夕飯の買い物をする奥様たちで賑わっているから、寂しさとは無縁だ。自転車をゆっくり押しながら歩く人の影に隠れるように、私は歩く。

 私は慣れない眼鏡をかけている。普段はコンタクトだから、鼻の辺りがむず痒い。おまけにマスクもつけていて、眼鏡の柄とマスクの紐の耳への負担で、少し頭が痛い。マスクでろ過されて吐き出される息は白い。街灯のスポットライトに、私の息が溶ける。

「さむーい」

 私は軽く巻いているマフラーを、ぐるぐる巻きにした。幾ら小春日和でも、夕方になるとだいぶ寒い。もうひと月もすればクリスマスだ。通りかかった洋菓子屋さんの前にはサンタの格好をした女の子の人形が飾られている。私は人間の子供くらいもあるそのお人形の頭を強く撫でた。あなたは呑気でいいね、私はいま結構大変なのに。

 パーカーの袖越しに、ひんやりとした空気が肌に伝わる。足先も冷たい。やっぱりブーツにすればよかった。でも、私はヒールのあるブーツしか持ってない。アスファルトを歩くとこつこつと音がでる。音に気をつけるなら、スニーカーが一番だ。選択は正しい。

 今の私はスパイだ。ストーカーじゃなく、あくまでスパイ。

 対象は雨宮あまみやじん。社会人2年目。ひょろっと背が高いから、どこにいてもすぐ分かる。スーツ姿でない彼は、少し幼くみえる。グレーのジャケット、ブラックジーンズ。手足が長いから、何を着てもよく似合う。

 迅はとてもきちんとした人だ。いつも持ち歩いているショルダーバッグからエコバッグを取り出している。場所はお肉屋さんの前。ショーケースを熱心に覗いて、随分考えてから注文している。お店の人はちょっとびっくりした顔をしてから、ケースの肉を切り分けて、量る。

 私は、彼のいるお店の向かい本屋さんにいる。店頭に並ぶ適当な雑誌を広げて、ちらちらと迅を見る。エコバッグを持っていても、大きな肉の塊を買っていても、サマになるなあ。なんてしなやかな指をしてるんだろう。そのくせ大きい手。包装されたお肉の塊を余裕で片手で持って、丁寧にエコバッグに入れる。

「迅ちゃん、今日は随分奮発したね。彼女でもくるのかい?」

 お得意さんなのか、お肉屋のおばさんは迅を親しげにからかう。おばさんの声はだみ声でよく通る。彼女。私はどきっとして、急いで眼鏡を引き上げる。迅の表情の変化を見逃さないように。

 すでに足を進行方向に向けていた迅は、おばさんの声に振り向いて、困ったような照れたような顔をして頭を掻いた。迅のさらさらの髪が揺れる。迅の髪は柔らかで茶色くて、夕日の欠片に照らされて金色がかってみえた。

 「これから彼女が来る」って顔してる。私には、そう見える。

 胸が痛い。彼女って誰?

 再び歩き出す背を追いかけたい。肩をたたいて、びっくりした迅に聞きたい。…彼女って誰?

 私じゃあ、ないの?



***



 迅と私は会社の同期だ。迅は営業、私は総務。歳は私がひとつ下。新人研修でお互いに挨拶したとき、さわやかなヤツだなあ、と思ったのを覚えている。笑うと白い歯が見えた。

 迅は誰とでも適度な距離を置いて付き合う。ひと当たりがいい。営業の成績はダントツで、とにかくよく動く。電話一本、カバンを持って直ぐに駆け出す。とても俊敏だ。私は風を切るように駆けていく彼の後姿をいつもぼんやりと目で追っていた。なんでもない普通のオフィスビルの中を、まるで草原を駆けるように颯爽さっそうと、茶色の髪を揺らして走る彼を。

 そうやって彼に目が行くようになって、同じように迅を目で追う同僚が多いことに気が付いた。秘書課の遠藤さんもその中に入っている。遠藤さんは清楚な美人だ。遠藤さんに微笑まれて心の動かない男の人なんていないんじゃないだろうか。

 受付の田端さんもそう。遠藤さんとはまた違った派手な美人で、迅が受付の前を通るといつも呼び止める。どう考えたって迅に気があった。私に勝ち目があるわけない。ただ、私は幸運にも同期なので、彼との繋がりは切れない。時々ランチに行ったり、自販機の前でちょっとした仕事の愚痴を言い合ったりしていた。

 迅が目の前にいると、私の心臓の鼓動は早くなる。私は低血圧で、いつも朝起きるのが大変だけれど、迅の前にいると高血圧になってるに違いなかった。顔は火照って、じんわりと背中に汗をかく。顔がてかてかしていたらどうしようとか、そんなことばかり気にかかる。目は意識して合わせないようにしていた。目を見て話すことが出来ないほど、私は迅が好きだった。幸いにも私はチビなので、真っ直ぐ前を見ても、背の高い迅の咽喉のどの辺りしか見えない。

 私はともかく、社内の二大美人でさえ迅に興味を持っていたのに、不思議なことに迅には入社2年目の春まで彼女がいなかった。遠藤さんをふったとか、田端さんの色仕掛けに動じなかったとか、ホントか嘘か分からない噂が出た。でも迅は特に気にしていないようだった。私はそんな噂が出るたびに、ひとりで一喜一憂していたのだけれど。

 もうひとつ、不思議があった。迅は夜の付き合いが悪い。飲みに行ったのは、新人歓迎会の一回だけ。仕事だって全て昼間にこなす。必ず定時に帰る。大きなバイクで、ヘルメットを被るところを何度も見かけた。近辺の会社と比べると、ウチの会社は始業時間が少し早くて、就業時間も合わせて少し早い。だから、夜の迅を知っている人は、社内にいない。…入社当時こそ、付き合いが悪いと上司に言われていたけれど、彼の営業成績はすごくいいから、そのうち何も言われなくなった。

 きっと彼女がいるのね。…社内の噂は、行き着くべきところに落ち着いた。迅はその彼女をとても大事にしているから、夜は早くに帰るのだと。噂には尾ひれがつき、その彼女は病弱だとか、余命少ないから迅は病院に通っているとか、なんだか悲劇的になっていった頃…。

 忘れもしない、入社二年目の…今年の春。昼休み、いつもの自販機まえ、いつものコーヒーを飲んでいる迅が、ふいに言った。

「俺と目を合わせないね」

 飲んでいた紅茶をふきだすかと思った。私は咳き込んだ。自然に俯き加減になる私を、迅が覗き込む。

「ずっと好きだったんだけど。気付かなかった?」

 今度こそ私はふきだした。迅は私の背を軽く叩いてから、綺麗にアイロンのかかったハンカチを貸してくれた。

「今度の休み、どこか行かない…って誘ってもいい?」

 多分私の顔は見られたものじゃなくて、咳は止まらないし、なんでか涙は出るし、ついでに鼻水まで出る始末だった。迅のストライプのハンカチは、これ以上ないほど活躍した。鼻をすすり上げると、ハンカチからは日なたの匂いがした。

「私、この瞬間にも振られそうだね」

 涙声で言った私の頭を、迅が撫でてくれた。私はまだ、彼の顔を見られない。

「じゃ、了解ってことでいいのかな」

 こうして、私たちの付き合いは始まった訳だけれど。



***



 あの時、それは盛大に咳き込んでいたから、当然周囲には直ぐにバレた。ウチの会社は社内恋愛禁止じゃなかったけれど、私は随分とやっかみを買ったものだ。

 それでも、別に平気だった。表立って意地悪する人がいるわけじゃないし、何より迅が、プライベートと仕事をきっちり分ける人だったので。…最初の告白以外は。だってなかなかチャンスないし、あのとき妙に可愛かったからさ、と迅は笑っていたけれど。

 私たちは仲が良かった。休日はいつも一緒に出かけた。遊園地、近所の公園、水族館。私のアパートでゆっくり過ごした日もあったっけ。たくさん話をした。私が話し手、迅が聞き手。彼は話を聞くのが上手だ。「それで?」と優しく先を促してくれる。私はとても幸せだった。

 …昨日、田端さんと話すまでは。

「ねえ、雨宮くんって、夜は何をしているの?」

 終業時間がだいぶ過ぎた、更衣室だった。ふいに、田端さんが私に話しかけた。

 私は曖昧に笑った。答えられないからだ。だって私は夜の迅を知らない。迅と逢うのはいつも昼間。お日様の出ている間だけだ。私たちは中学生のように、夕方別れる。場所はだいたい知っていても、彼のアパートに行ったこともない。

 ずっとずっと不安だった。でも、その不安をぶつけてしまったら、迅は居なくなってしまう…そんな気がして、聞けないでいた。

 田端さんに、本当のことを言うのは嫌だった。気の利いた嘘も思いつかず、私が少し黙っていると、田端さんが化粧を直しながら言う。

「雨宮くんって、謎の多い男よねえ。夜のことは誰も知らない…か。『彼女』さえ知らない秘密って、なんだかドキドキするわよね」

 田端さんの言う『彼女』の言葉には、明らかにトゲがあった。田端さんがお先に、と更衣室を出て行ってしまったあとも、私の心に真っ直ぐにささったそのトゲは抜けない。チクチクと、胸が痛んだ。更衣室から出たとき、私は決心した。



***



 だから私はここにいる。迅との約束がない土曜日。以前、迅はいつもスーパーじゃなくて近くの商店街で買い物するって言っていた。あの雰囲気が好きなんだよね、ほのぼのしてて皆幸せそうでさ。

 確かにこの商店街はなんだかとても癒される、と思う。普段の私だったら。

 でも今は、私だけがこの風景から浮いている。だって私は自分の彼をスパイしている。彼の秘密を暴こうとしている。幸せの場所に紛れ込んだ、嫌な女。分かっていても、私はもう後に引けない。

 迅は人込みを上手に縫いながら、幾つかの店に立ち寄った。そしてひとり分とは思えない量の食糧を買い込む。シンプルなエコバッグはすでに満杯だ。

 エコバッグを抱え直して、迅は何度か空を見上げた。空には一番星が出ている。迅の足が速まる。私もこそこそと後を追った。

 路地を曲がるごとに、どんどん賑わいから遠ざかる。気が付けば住宅街で、どこからか煮物のような匂いがしてきた。私のお腹がぐう、と鳴る。こんなに緊張していても、お腹がすく自分が嫌になる。

 迅の歩調は速い。私が小走りでなんとか追いつく速さだ。ひとりで歩くときはこんなに速いんだ。…迅は私にいつも合わせてくれているんだ、と気付く。

 優しい迅。こんなに優しいのにこんなに好きなのに、私は一番じゃないんだろうか。怖い、本当は知りたくない。でも、もうこのままではいられない。私は迅の全てが知りたい。

 迅が一軒のアパートに入っていく。道路側に階段のある、ちょっと古びた二階建てのアパートだ。アパートの横に、見慣れたバイクがあった。エンジ色に塗られた階段を登って、一番手前の部屋に迅が入っていく。そして、明かりがついた。

 私は向かい側の電柱の横で考える。迅は鍵を開けた。明かりをつけた。ということは、部屋は無人だったはずだ…たぶん。

 ふいに肩の力が抜けた。首の付け根がすごく凝っていた。私は電柱に軽く寄り掛かる。

 迅のアパートの背景に星空が見える。いつの間にかすっかり夜だ。私はマスクをとって空に向かって息を吐きだした。白い息の向こうにみかん色の月が見える。とても綺麗な満月だ。そういえば、ゆっくり夜空を見上げるのは久しぶりだな。なんとなく手を擦り合わせると、指先が随分と冷たくなっていることに気が付いた。

 寒さのせいじゃないと思った。極度に緊張していたせいだ。

「なんだか私、馬鹿みたい…」

 ホントに馬鹿みたいだ。情けなくて涙が出そうになる。迅には迅の事情があるのに。幾ら彼女だって、立ち入ってはいけないところがある。秘密をあばいて何になるというの?

 帰ろう。私はマスクを外してパーカーのポケットに突っ込み、マフラーを鼻先まで引き上げた。もう一度だけ迅の部屋を仰ぐ。いつか、迅がここに招いてくれますように。

 寒さに肩が震えた。私は自分の肩を抱いて帰路につく。

 振り返って直ぐ、壁があった。…壁じゃない。人だ。見上げればフルフェイスのヘルメットを被った男が立っている。男の手が伸びて、強く肩を掴まれた。同時に心臓が掴まれたような恐怖が湧き起こる。

 路地には人影がない。でも、近くの家には明かりが点いている。叫べば、誰か助けてくれるかもしれない。誰か…迅、ごめんなさい。助けて。

 悲鳴の形になった口元を、黒い皮手袋を嵌めた大きな手に塞がれる。私はありったけの力で暴れた。とりあえず相手の足を踏んだ。ああ、やっぱりヒールのある靴にすればよかった。

「いてっ」

 その声には聞き覚えがある。聞き覚えがあるどころではない…けれど。

「迅?」

 なんでそんな格好しているの?と言う前に、迅は手袋の手で「シー」と、人差し指を立てると、私を軽々と抱き上げた。本当に、軽々と。

 線のほそい迅からは想像も出来ない力強さに、私は驚いて何も言えない。迅はそんな私に軽く頷くと、地を蹴った。

 ぐん、と身体が浮き上がるような感覚。迅はたったひと蹴りでブロック塀の上に降り立ち、直ぐにもう一度跳ぶ。ばたばたと耳元で風が鳴った。

「声を上げないで」

 次はアパートの屋根で跳ぶ。重さを感じさせない、跳びかた。まるで猫みたいだ。跳びながら、迅が耳元で囁いた。私は頷くことしか出来ない。急降下に迅の首に縋りつくと、「そう、いい子だ」と迅がヘルメットの奥で笑う。

 迅は次々と跳んだ。屋根から屋根へ。どんどん高く。私がスパイごっこをした商店街を越えて、いつの間にかビル群の中に…そして、明かりのまばらな一際高いビルの屋上に降り立つと、私をそっと降ろした。屋上の隅で赤いライトがちかちかと光っている。航空障害灯というんだよ、と迅が以前教えてくれたことを思い出しながら、私はこわごわと足をつく。浮遊感が身体に残っていて、ふらふらする。迅が支えてくれたけど、すぐに離れた。

「スパイごっこは楽しかった?」

「気付いてたんだ。…なんで怒らないの?」

 迅はヘルメットを脱がない。だから表情は分からない。怒っているのか、そうでないのか平淡な声からは分からない。それに、今起こったことは何なのか。私は夢でも見ているのかもしれない。

「怒らないよ。確かに俺は不自然だからね。大事な人に、夜の姿を見せていない…月の夜の、俺の姿を」

迅は空を見る。さっきより近いところに円い月がある。迅はしばらく月を見て、ずっと下の道路から聞こえるクラクションの音に我に返ったように、私に向き直る。

「嫌われたくなかったんだ。俺は普通じゃないから。本当はね、入社の時の歓迎会だって断ろうと思ったんだよ。でもあの日は雨だったから。…俺は名前に『雨』があるけれど、困ったことに晴男でね」

 そういえば、迅との思い出を振り返っても雨の風景は浮かんでこなかった。

「受け入れられなかったら……別れてくれていい。ありのままの俺を見せるから。…俺の家系には昔、妖怪と結ばれた人がいるんだよ。それで、時々先祖がえりが生まれる。突飛もない話だと思うだろう?でも、本当なんだ」

 言いながら迅はまず手袋を外した。きらきらと金色がかった体毛が、手全体を覆っている。

「迅…」

「まって、全部、見て」

 両方の手袋をとってから、迅はゆっくりとヘルメットを脱ぐ。見慣れた迅の顔じゃない。犬…ちがう、狼だ。金色の狼。人の姿をした、狼だ。

「どう、これが俺。人狼っていうんだ。分かりやすく言えば狼男。昔話に出てくる、あれだよ。月の光を浴びると、こうなる。毛深くなる…なんて可愛いもんじゃないだろう?力もぐんと強くなるしね。でも安心して、俺は人の意識を失わないから、襲ったりしないよ」

 私は口元をおさえた。おとぎ話だ、まるで。私の好きな人は、夜、狼になる。

「男はみんな狼っていうけど」

 思わず言うと、迅は狼の顔を歪めた。どうやら笑ったようだ。よく見ると狼ほどの鋭さはない。迅の柔和な部分が残っている。

「ほんとだね、文字通りだ」

 自嘲気味に言って、目を伏せる。私が少しでも怯えたら、迅はきっと居なくなる。

 怖いとは思わない。月の光に照らされる迅は、とても綺麗だ。ああ、言葉が足らない自分がもどかしい。とにかく狼の彼も、私は好きだということだ。私はゆっくりと彼に寄り、うんと背伸びして彼の頭を撫でた。三角の耳が、ぴくんと動く。

「狼でも何でも、迅が好き」

 心からそう思った。迅が私を抱き締める。いつもよりも日なたの匂いが強い。会社の自販機のまえの、突然の告白を思い出す。あのときのハンカチ。ずっと変わってない想い。

「ありがとう」

 搾り出すように言って、迅は急に私から離れた。

「ごめん、ほんとはずっとこうしていたいんだけど」

 恥ずかしそうに迅が頭を掻く。また耳がぴくんと動く。

「狼に近づくごとに、いろんな欲が増すんだよ。食欲とか…そのほかの欲も。満月の晩は、本当にどうにもならないんだ。たとえ月光を浴びないで、人の姿を保っていてもね」

 あのたくさんの食糧は、全部自分のなんだ。私は納得して、それから迅の言った『そのほかの欲』に思い当たって、赤くなる。

「下まで送るから…ひとりで帰れる?」

 迅がもう一度手袋とヘルメットを身に着けて、私を抱き上げる。まるで重さなんて感じていないように抱き上げられると、なんだか嬉しい。おとぎ話のお姫様になったみたいだ。

「月の光を浴びなければ、人に戻るの?」

「うん、まあ…そうだね」

 私は迅の胸に顔を埋める。迅の身体が強張るのが分かる。

「それなら今日は、迅のところに泊まりたい」

 ヘルメットの奥の迅が驚いているのが、気配で分かる。

「いいの?疲れちゃうよ、きっと」

「うん、いい」

 迅は私の耳を優しく咬んだ。熱っぽい声で「帰るまで我慢するのが大変だ」と言う。

 そして、跳ぶ。きらきらと光る夜の街に。

 だって明日は休みだ。迅のアパートで朝寝坊。きっととても幸せな目覚めだろう。


 もう、私たちの間に、秘密は何もない。





 As I look at the moon, I become hairy.

(私は月を見ていると、毛深くなります。)


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